ホームページで拝見したのですが、産業看護基礎コース(産業看護職継続教育システム産業看護基礎コース)は、教育制度の見直しで27年度の実施時期や内容の詳細が現時点では、検討中という認識でよろしいですか?
2015-10-10
新制度は現時点(平成27年1月10日)で「産業保健看護専門家制度」という名称と決定しておりますが、現行制度(平成26年度まで)の産業看護職継続教育システム産業看護基礎コース(以下基礎コース)のような資格取得に必須となる集中講座の開催は予定しておりません。
現行制度では、基礎コースを修了し調査研究論文が合格することで、登録産業看護師として産業看護部会が登録し、産業看護師証と産業看護職継続教育手帳の交付を行ってきました。
新 制度では、今後規定される産業保健看護専門家制度登録者試験(以下登録者試験)を受験し合格した方は「産業保健看護専門家制度登録者(以下登録者)」とし て日本産業衛生学会に登録することができ、その後産業保健看護上級専門家の指導を受けながら産業保健看護専門家を目指すこととなります。
登録者となるための試験は、基本的に保健師であれば誰でも、看護師であれば指定の要件を満たせば受験することができます。
新規に新制度で登録者となるために受験を考えている方にはファーストレベル準備講座(以下準備講座)を開催する予定ですが、これは現行制度の基礎コースの代替ではありません。この準備講座の受講は任意であり、登録者試験受験についてはあくまでも自己学習が前提です。
第1回の登録者試験については開催時期も会場も未定です。試験内容、専用テキストまたは指定テキストを準備するかについても現在検討中です。
新制度については、部会誌フォーラム(第46号)HPの部会員専用サイトをご参考にしてください。